内閣府と環境省は、「国立公園に関する世論調査」の結果を公表した。同調査は、内閣府による平成25年度の世論調査の一環として、全国20歳以上の3,000人を対象に、平成25年8月に実施されたもの。調査項目は、1）国立公園等に対する関心、2）国立公園の保全管理に対する意識、3）国立公園の情報提供に対する意識と要望、4）国立公園の利用、5）国立公園の公共施設の5項目で、有効回答数は1,842人（回収率61.4%）であった。1）で、国立公園等で知っているものを聞いたところ、「国立公園」90.4%、「世界自然遺産」85.2%、「国定公園」64.4%、「都道府県立自然公園」47.5%、などの順となっていた。環境省では、今回の調査結果を参考にしながら、国立公園の利活用をより一層促進するため、国立公園の魅力向上に向けた施策を検討・推進していくという。