三菱重工業(株)、デンマークのヴェスタス社と洋上風力発電設備専業の合弁会社を設立へ
発表日:2013.09.27
三菱重工業(株)は、デンマークのヴェスタス社と洋上風力発電設備専業の新しい合弁会社を設立することで合意したと発表した。洋上風力発電は、英国・ドイツをはじめとする北海沿岸諸国などで、老朽石炭火力や原子力の代替エネルギーとして導入支援策が採用されており、今後も大きな成長が見込まれている。また、日本でも実証研究事業をはじめ、沿岸域・港湾域での洋上風力導入計画が立案されつつある。今回設立する合弁会社は、両社の洋上風力発電設備事業を分割・集約して発足するもので、洋上風力発電設備の開発・設計・調達・製造から販売・アフターサービスまでを手掛ける。新会社は、ヴェスタス社の洋上風力発電分野と三菱重工業の重電プラント分野の豊富な技術・ノウハウの提供を受けてグローバルな事業展開をめざすという。事業開始当初は、ヴェスタス社のギヤ式風力発電設備である3,000kW機と8,000kW機を販売、開発中の新型油圧ドライブトレイン(DDT)を搭載した風力発電設備も今後提供する。なお、新合弁会社は、2014年3月末までに設立する予定という。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS