環境省、モニタリングサイト1000における沿岸域調査(磯・干潟・アマモ場・藻場)2008-2012年度とりまとめ報告書を公表
発表日:2013.10.17
環境省生物多様性センターは、モニタリングサイト1000の一環として実施している沿岸域調査(磯・干潟・アマモ場・藻場)について、2008-2012年度の5年間の結果をとりまとめ報告書を公表した。同調査は、磯6サイト、干潟8サイト、アマモ場6サイト、藻場6サイトの計26サイトを設定、底生生物、海草類、海藻類などを調査しているもの。今回の報告書では、平成20(2008)年度から2012年度までの5年間に得られたデータを活用し、各生態系やサイトにおける生物多様性の状況などを把握するため、生態系ごとに各調査サイトの生物相の短期的な変化やサイト間の類似性などについてまとめた。また、トピックスとして、東北地方太平洋沖地震による沿岸生態系へ影響などについてまとめた。このとりまとめにより、今後、気候変動などの長期的な変動による生物の顕著な変化を把握するための基盤となる情報が整備できたという。
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