高知県は、（株）香川建設と、平成25年10月21日付で、3件のオフセット・クレジット（J-VER）売買契約を締結すると発表した。J-VERは、国内のプロジェクトにおいて実現された温室効果ガスの排出削減・吸収量を自主的なカーボン・オフセットに用いられるクレジットとして認証する制度。今回の3件のクレジットは、（株）香川建設が行う道交基幹第72号森林基幹道開設事業奥大田三谷線2工区工事、復旧第4号立川三谷復旧治山工事及び林地荒廃第148号梶ヶ鳰林地荒廃防止工事で排出されるCO2をオフセットするもので、合計32t-CO2のクレジットを売買する。同社では、車や重機のアイドリングの停止等よりCO2排出量の削減に取り組むなど、環境に配慮している。今回のクレジット購入は初めてとなり、カーボン・オフセットの取組を通じて、さらに環境負荷の削減に取り組むこととしている。