高知県は、（株）不二土木と、平成25年7月30日付で、オフセット・クレジット（J-VER）売買契約を締結すると発表した。J-VERは、カーボン・オフセットの取り組みを普及・促進するため、国内のプロジェクトにおいて実現された温室効果ガスの排出削減・吸収量を自主的なカーボン・オフセットに用いられるクレジットとして認証する制度。今回のクレジットは、（株）不二土木が行う漁場保全第702-2号下名野川No.4漁場保全の森づくり工事で排出されるCO2排出量をオフセットするもので、8t-CO2のクレジットを売買する。同社は、定期的なロードボランティアや下刈り、蔓切り等の森林管理ボランティアを行う地域貢献に取り組んでいる企業で、今回のカーボン・オフセットの取組を通じて、今後は環境負荷の削減にも取り組んでいくという。なお、同社のオフセット・クレジット購入は初めてとなる。