環境省は、「平成25年度アジア水環境改善モデル事業」対象事業の選定結果を公表した。同モデル事業は、政府の成長戦略の一環として、我が国の企業が有する技術を活かしてアジア域内の水ビジネス市場への進出を支援するもので、事業の実施を通じ、水質汚濁が深刻化しているアジア・大洋州（オセアニア）諸国への我が国企業の進出を促進し、水環境の改善を目指す。今回、平成25年8月9日から9月10日まで、支援対象事業を公募したところ、8件の応募があり、有識者等で構成された検討会による書類選考及びヒアリング審査の結果、1）オリジナル設計（株）等による「ソロモン諸島における環境配慮型トイレ普及事業」、2）（株）神鋼環境ソリューションによる「ベトナム国 染色産業における排水処理適正化の推進」の2件を選定した。