国土交通省は、平成25年度第2回木造建築技術先導事業の採択プロジェクトを決定したと発表した。同事業は、再生産可能な循環資源である木材を大量に使用する建築物の整備によって低炭素社会の実現に貢献するため、先導的な設計・施工技術を導入する大規模木造建築物の建設に対し、その費用の一部を補助するもの。今回、平成25年10月18日から11月18日までの間にプロジェクトを公募したところ、5件の応募提案があり、学識経験者で構成される「木造建築技術先導事業評価委員会」の評価を経て、ハウステンボス（株）による（仮称）ハウステンボススマートホテルプロジェクト（建設地：長崎佐世保市）1件が採択された。