環境省は、平成25年10月14日から21日に国際原子力機関（IAEA）専門家チームにより行われた、東京電力福島第一原発事故に伴う除染の状況の検証結果の報告書（フォローアップミッションの最終報告書）を公表した。IAEAでは、2011年10月、広範囲に汚染された東京電力福島第一原子力発電所外の地域の環境回復を支援するために、日本に対する国際ミッションを実施した。今回のミッションは、前回のミッション以降に達成された国内で実施されている除染活動の進捗に関する評価と課題に対処するための助言を行うことを主な目的に実施され、10月21日にIAEAからサマリーレポートを受領。今回の最終報告書では、サマリーレポートを"要旨（Executive Summary）"として、本文にミッション中の主な調査事項や日本の取組状況等についてまとめられている。