大阪府は、おおさか版ビルエネルギー管理システム（BEMS）事業者を募集すると発表した（募集期間：平成26年5月2日～23日）。大阪府市は共同で「おおさかスマートエネルギーセンター」を設置し、創エネ・省エネの普及に係る事業を実施している。今回、電力会社との契約電力が50～200kW程度の中小事業者等（中小オフィスビル、老健施設等）を中心に、建物で使用するエネルギーの使用状況を「見える化」し、無理のない賢い電力需要のピークシフトや省エネのための具体的な方法を提案する事業者を「おおさか版BEMS事業者」として登録・公表する制度を開始した。主な登録要件は、1）建物全体、主要設備又は系統別に電気又はエネルギーの使用量を計測し、電力のピークシフト又は省エネのための具体的な提案サービスを行う事業者、2）1）のサービスを過去2年間において、電力会社との契約電力が200kW未満（高圧）の2以上の事業所に対して提供した実績のある事業者、等である。