三菱電機（株）は、創立100周年にあたる2021年を目標年とする「環境ビジョン2021～技術と行動で人と地球に貢献する～」を策定した。ビジョンでは、地球温暖化防止に向けて、（1）製品の省エネ化による、製品使用時のCO2排出量30%削減（2000年度比）、（2）施設の省エネ化や太陽光発電システムの導入等による、製品生産時のCO2排出総量30%削減（52万トン）、（3）太陽光や原子力などの発電事業への製品・システム供給による、発電時のCO2排出量削減への貢献を掲げた。また、循環型社会に向けて、（1）使用済み家電プラスチックのリサイクル率100%など、ライフサイクル全体での3R促進、（2）生産工程からの廃棄物のゼロエミッション化を目指すという。