環境省、環境測定分析統一精度管理調査に関する平成25年度調査結果を公表
発表日:2014.06.06
環境省は、環境測定分析統一精度管理調査に関する平成25年度調査結果を公表した。同調査は、環境測定分析の信頼性の確保及び精度の向上を図る観点から、分析機関の測定分析能力の資質向上を目指して、昭和50年度から毎年度実施しているもの。今回、1)基本精度管理調査:模擬水質試料における重金属類(カドミウム、鉛、砒素、亜鉛)、2)高等精度管理調査:模擬水質試料がノニルフェノール、4-t-オクチルフェノール、LAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム)、底質試料が有機塩素化合物、重金属類(砒素)、を調査項目として実施。その結果、地方公共団体104機関、民間350機関から回答があり、全体的に良好もしくは相応な精度の結果が多かった。1)は良好な結果であった。2)の水質試料も概ね良好な結果で、底質試料の有機塩素化合物についてもクリーンアップ操作の改善等があり、精度は若干良くなったという。なお、今回の調査結果の説明会が平成26年7月に開催予定で、参加希望者を募集している(募集期間:平成26年6月6日~7月4日必着)。
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