環境省、環境測定分析統一精度管理調査に関する平成28年度調査結果を公表
発表日:2017.01.27
環境省は、環境測定分析統一精度管理調査に関する平成28年度調査結果を公表した。同調査は、環境測定分析の信頼性の確保及び精度の向上を図る観点から、分析機関の測定分析能力の資質向上を目指して、昭和50年度から毎年度実施しているもの。今回、1)基本精度管理調査:廃棄物(ばいじん)試料の溶出試験による重金属類、2)高等精度管理調査:模擬水質試料の揮発性有機化合物、3)同調査:底質試料のダイオキシン類、を調査項目として実施。その結果、地方公共団体107機関、民間335機関から回答があり、1)における鉛と銅は同等・良好な結果となったが、亜鉛と六価クロムは精度が悪かった、2)は良好な結果であった、3)はTEQ(Total)及びTEQ(PCDDs及びPCDFs)に関する精度は、異性体の項目により異なるが、全体的には過去と比較すると良くないという結果となった。なお、今回の調査結果の説明会が平成29年2月~3月に開催予定で、参加希望者を募集している(募集期間:平成29年1月27日~2月10日必着)。
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