岐阜県は、家庭と企業における省エネルギー対策パンフレットを、ホームページで公開したと発表した。同県では、平成22年度に県のエネルギー政策の方向性を示す「岐阜県次世代エネルギービジョン」を策定し、エネルギー・環境問題に取り組む大前提である省エネルギー対策の推進、ならびに新エネルギーを地産地消する次世代エネルギーインフラを積極的に導入することにより、県内のエネルギー消費量を、無対策の場合と比較して2020年に14.5%、2030年に30.5%削減することを目標として掲げている。今回のパンフレットは、この目標を達成するために、県独自に測定調査した結果を踏まえ、簡単にできる省エネルギー対策について、わかりやすく整理したもの。家庭を対象とした「家庭における省エネルギー対策のススメ」、企業を対象とした「企業における省エネルギー対策のススメ」がある。同県では、このパンフレットが、岐阜県内の家庭や企業における省エネルギー対策への取り組みのきっかけとなることを期待している。