岐阜県は、「安心な省エネ新エネシステム導入支援補助金」の補助事業者を決定した。この補助事業は、複数の次世代エネルギーおよび新エネルギー技術を複合し、災害時にも有効に機能する「安心な省エネ新エネシステム」の導入を支援するため、平成23年度新たに創設されたもの。今回、平成23年7月1日から7月29日の間に補助事業者を募集したところ、9件から応募があり、審査の結果、1)農業生産法人（株）和仁農園の「和仁農園省エネ・災害時対応型自然エネルギー供給システム」、2)（株）水野鉄工所の「停電対応型太陽光発電による生産技術室への電源供給及びLED照明切り替えによる省エネ推進並びに停電等非常時に於ける電源確保」、の計2件を採択した。なお、補助金の交付は、岐阜県と（財）岐阜県産業経済振興センターが、県内のグリーンビジネスの振興あるいは新エネルギーの導入支援のために創設した「グリーンビジネス創出基金」より行われる。