三重県は、平成26年版環境白書を刊行したと発表した。同県では、「三重県環境基本計画」において、資源の循環的な利用やエネルギーの有効活用、地域の生態系や自然の保全などを通じて、持続的発展が可能な社会の構築をめざしている。今回、三重県環境基本条例第10条に基づく「年次報告書」として、平成25年度における三重県の環境の状況と環境の保全に関して講じた施策をとりまとめた。トピックスとして、1）おかげさまAction！～住むひとも、来たひとも～、2）「三重県地球温暖化対策推進条例」の制定、3）大気環境（PM2.5等）の常時監視、4）「災害時におけるがれき等の廃棄物の処理に関する応援協定」の締結、5）木質バイオマスの利用促進、6）平成26年開館！環境にやさしい博物館を目指して～地中熱を利用した水蓄熱空調システムが表彰を受けました～、を掲載している。