福井県は、平成26年度版環境白書を発行したと発表した。同書は、同県における環境の状況および環境保全施策の内容を県民に広く明らかにし、今後の環境保全行動に役立てるため、環境基本条例第12条に基づき、作成しているもの。今回の特集では、コウノトリのヒナ誕生と野外定着に向けた取組と、SNS（ピリカ）を活用したゴミ拾い活動について紹介している。また、第1部では平成25年11月に改定された「福井県環境基本計画」の重点プロジェクトを中心に進捗状況を記載し、第2部では基本計画で示す施策等について、前年度実績や現在の取組内容を記載している。同県では、県内公立図書館、中学校、高等学校、大学および市町等に配布するほか、県庁環境政策課において無償で配布する。また、ホームページ「みどりネット」に全文を掲載するという。