(株)ホンダソルテック、公共・産業用薄膜太陽電池の販売を開始
発表日:2008.10.23
本田技研工業(株)の子会社で、太陽電池の製造・販売を手がける(株)ホンダソルテックは、2008年10月24日より公共・産業用薄膜太陽電池の販売を全国で開始すると発表した。本田技研工業が、独自開発した薄膜太陽電池は、銅-インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成されており、製造時から環境に優しい太陽電池とされている。同社では、既に2007年10月より一般住宅向け商品の販売を始めているが、今回新たに、大容量発電が可能な公共・産業用薄膜太陽電池の国内販売を推進することで、太陽電池事業をさらに強固なものにしていくという。なお、同社では、今回の公共・産業用商品の販売に先駆け、これまでにも大規模な施設(四輪販売店、幼稚園、外航大型船、水素ステーション、新二輪車工場など)への設置を進めてきている。