環境省、平成27年春の花粉飛散予測(第1報)を公表
発表日:2014.12.25
環境省は、平成27年春の花粉総飛散量及び飛散開始時期の予測(第1報)を公表した。同省は、花粉症に関する調査研究の一環として、平成16年度から花粉飛散予測に関する調査研究を行っている。今回の予測は、平成25年6月から8月、特に7月上旬から8月中旬にかけての日照時間や気温、降水量などの気象条件及び前年のスギ・ヒノキ花粉飛散量等から予測したもの。平成27年春のスギ・ヒノキ花粉総飛散量は、平成26年春と比較して、四国・九州地方では少なく、東北・関東・甲信・北陸・東海地方ではかなり多く、近畿・中国地方では並かやや多くなると予測される。例年と比較すると、近畿・四国・九州地方では少なく、東北・関東・東海・中国地方は例年よりも多く、甲信・北陸地方は概ね例年並みになると予測されている。一方、スギ花粉の飛散開始時期は、例年との比較では、全国的にほぼ例年並みになると予測されている。同省では、スギ雄花の調査結果や最新の気象予報等を踏まえた第2報を1月下旬頃に公表する予定という。
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