（株）神戸製鋼所、中部電力（株）、東京電力（株）、関西電力（株）の4社は、業界最高のエネルギー効率（COP：Coefficient of Performance）を実現した水冷式スクリュチラーを開発したと発表した。水冷式スクリュチラーとは、主にビルや工場等の冷房用の冷水をつくる冷凍機（チラー）で、今回開発したものは、従来機と同等定価でありながら、業界最高のエネルギー効率となるCOP6.0と、業界最高の年間のエネルギー効率（IPLV：Integrated Part Load Value）9.2を同時に達成した。また、その他にも、年間のランニングコストを7%削減、エネルギー消費量とCO2排出量をそれぞれ7～8%削減、ユニット構造でコンパクト・軽量などの特長をもつ。なお、同製品は、（株）神戸製鋼所が平成20年12月から販売を開始するという。