千葉県、「千葉県環境基本計画」を見直し
発表日:2015.03.31
千葉県は、「千葉県環境基本計画〔改訂版〕」を決定したと発表した。同計画は、環境の保全に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、千葉県環境基本条例により策定が義務付けられている計画。平成20年3月に「千葉県環境基本計画」(20年度~30年度)を策定し、その後7年が経過した。今回、千葉県の自然環境や生活環境をめぐる状況が変化し、新たな課題が生じていることから、計画の見直しを行った。主な見直し内容は、東日本大震災に起因する新たな環境問題への対応として、1)福島第一原子力発電所事故に起因する放射性物質への対応を新設し、空間放射線量に関する新たな指標を設けた、2)再生可能エネルギーの導入や省エネルギー、節電の一層の促進を盛り込み、再生可能エネルギー導入量に関する新たな指標を設けた、3)液状化-流動化の発生メカニズム解明への取組や有効な情報の提供について盛り込んだ。また、その他の新たな環境問題への対応として、PM2.5(微小粒子状物質)への対応、ヤードの適正化を行ったという。
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