宮城県は、平成27年度既存住宅省エネルギー改修促進事業補助金の申請受付を開始したと発表した（受付期限：平成28年2月29日）。同補助金は、地球温暖化防止対策を推進し、低炭素社会の実現を図るため、家庭における省エネルギーを促進することを目的に、既存住宅の断熱改修を行う県民に対して、工事費の補助を行うもの。補助対象者は、宮城県内に住宅を所有する個人又は法人（貸家個人事業主を含む）、「わたしのe行動（eco do!）宣言」登録を行うこと、等の要件を全て満たすもの。対象住宅は、補助金の交付を受けようとする者が自ら所有する宮城県内の住宅及び共同住宅で、居住に使用されているか、今後居住することが確実であるもの。対象工事は、1）外気に接する窓等開口部、2）屋根又はその直下の天井、外気又は外気に通じる小屋裏もしくは天井裏に接する天井、3）外気に接する壁、4）外気又は外気に通じる床裏に接する床、となっている。同県では、申込の状況により予算額に達した場合は期限前でも受付終了するという。