環境省、平成25年度騒音規制法施行状況調査の結果を公表
発表日:2015.04.27
環境省は、平成25年度騒音規制法施行状況調査の結果を公表した。この調査は、全国の都道府県、市及び特別区を通じ、環境基準の適合状況、騒音規制法に基づく各種措置の施行状況等を調査しているもの。同調査によると、平成25年度末現在、同法に基づく騒音に係る環境基準の地域類型を当てはめる地域を有する市区町村は1,233市区町村(全国の70.8%)であり、環境騒音の測定を実施した355市区町村の3,174地点のうち、85.9%の地点で環境基準に適合していた。騒音苦情の件数は16,717件と、前年度に比べ199件増加した。また、規制対象の工場・事業場(特定工場等)の総数は211,792件で、立入検査684件、報告の徴収180件、測定326件が実施された結果、規制基準超過が180件あり、改善勧告1件が行われた。一方、規制対象の建設作業(特定建設作業)の総数は80,273件で、立入検査1,624件、報告の徴収308件、測定390件が実施された結果、規制基準超過は83件で、改善勧告・改善命令は行われなかった。
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