環境省は、（一社）温室効果ガス審査協会が、平成27年度設備の高効率化改修支援モデル事業に係る対象事業者の公募を開始したと発表した（公募期間：平成27年4月30日～6月12日）。同事業は、地方自治体の所有する各種施設や民生部門の施設等において、資金不足から、部品の劣化やメンテナンス不足により効率の低いまま稼働している設備の高効率化改修（エネルギー効率の向上に寄与する部品・部材の交換・追加及び交換等を実施した設備を稼働させるのに必要な調整）を支援することで、低下した効率の改善を促進し、費用効率的な二酸化炭素削減手法を確立することを目的とするもの。対象事業は、国内に所有する施設で運用している設備に、以下の改修を行うことで、設備のエネルギー消費量を削減する事業、となっている。1）設備のエネルギー効率と密接な関係のある部品・部材のうち、経年劣化等により効率低下の原因となっているものの交換、2）改修を行う設備もしくは当該設備と連結された蒸気配管等への部品・部材の追加。