気象庁、「世界の異常気象速報(臨時)」の提供を開始
発表日:2015.05.12
気象庁は、「世界の異常気象速報(臨時)」の提供を、平成27年5月12日から開始すると発表した。社会経済活動の国際化により、世界各国で発生する異常気象が、その国だけでなく、日本の社会経済にも大きな影響を与えるようになっている。また、地球温暖化やエルニーニョ現象等の気候変動により、世界的に異常気象が増加する可能性もある。今までも、同庁では、世界の異常気象等に関する情報を定期的に提供するとともに、社会に大きな影響をもたらした場合は報道発表を行ってきた。今回、異常気象の影響に迅速に対処できるよう、従来の情報提供に加え、新たに気象の実況資料を中心とした情報をとりまとめ、「世界の異常気象速報(臨時)」として、速やかに発表することとなった。なお、臨時情報を発表した場合であっても、実際に社会に大きな影響をもたらした場合には、これまでと同様に特徴や要因を詳細にまとめて、追加情報として報道発表を行うという。