大分県は、大分県温泉熱等活用設備導入推進事業費補助金の募集を開始すると発表した（募集期間：平成27年8月10日～9月28日）。同県では、豊かな自然に恵まれた同県のアドバンテージを活かし、これまでもエコエネルギーの導入を推進してきた。今回、「発電」に加え「熱」の有効的な利用も一層加速させるために、地場企業（県内に本社を置く企業）が持つ技術力などを活用し、同県の最も特徴的なエネルギーである温泉熱や地中熱エネルギーを利用した設備導入に要する経費の一部について補助する。補助対象者は、県内に事業所を置く事業者、県内に事業所を設置しようとする事業者、及び県内に事業所を置く事業者で構成された協同組合等法人格を有する団体で、以下の要件を満たす者。1）温泉熱または地中熱エネルギーを利用した設備導入を行うこと、2）国の「エネルギー熱利用加速化支援対策費補助金（民間事業者枠）」の対象とならない規模の事業であること、3）事業実施に当たり、地場企業が必ず参加すること。補助件数は3件程度の予定。