大分県は、大分県温泉熱等活用設備導入推進事業の採択結果を公表した。同事業は、「発電」に加え「熱」の有効的な利用も一層加速させるために、地場企業（県内に本社を置く企業）が持つ技術力などを活用し、同県の最も特徴的なエネルギーである温泉熱や地中熱エネルギーを利用した設備導入に要する経費を助成するもの。今回、平成27年8月10日から10月30日まで募集を行い、審査した結果、以下の2件の事業を採択した。1）旅館における給湯設備の更新（プロパンガス→温泉熱）：（株）秀観、2）旅館における客室内温水プール用給湯設備の新設：（有）松秀。