環境省、吉野熊野国立公園(和歌山県海岸地域)の公園区域等の変更に係る中央環境審議会の答申を公表
発表日:2015.08.24
環境省は、平成27年8月24日に開催された中央環境審議会自然環境部会(第27回)において、環境大臣から諮問された「国立公園の公園区域及び公園計画の変更について」が審議され、適当である旨答申されたと発表した。今回、答申された諮問事項は、吉野熊野国立公園(和歌山県海岸地域)における国立公園の公園区域及び公園計画の変更。変更のポイントは、1)同公園に隣接した田辺南部白浜海岸県立自然公園及び熊野枯木灘海岸県立自然公園を含む紀伊半島沿岸海域を国立公園に編入、2)編入区域及び和歌山県沿岸の既指定区域の海域に「海域公園地区」を指定、3)既指定区域において国立公園としての風致景観の資質が低下している地域等について、区域又は地種区分の見直し、4)編入区域において、現在の自然環境及び利用状況並びに今後の保護及び利用計画を踏まえ、適切な施設計画を計画、となっている。同省では今後、今回の答申をうけて、平成27年9月に官報告示を行う予定という。