環境省は、平成27年8月16日から19日にモルディブのマレで開催された「アジア太平洋3R推進フォーラム」第6回会合の結果を公表した。同会合は、3Rに関するハイレベルの政策対話の促進、3R推進に役立つ制度面・技術面の情報共有等を目的とするもの。今回は、「3R産業‐アジア太平洋地域における資源効率社会及び持続可能な観光開発に向けた次世代3Rの方向性」を全体テーマとし、1）3R動向と展開の進化、2）持続可能な都市とコミュニティの構築における3Rインターフェイスの有効化、3）小島嶼開発途上国（SIDS）における持続可能な観光産業、4）拡大生産者責任（EPR）及び持続可能な資源管理のための産業エコロジー助成金、5）3Rによる経済的機会について分野別ラウンドテーブル及びハノイ3R宣言の実施に係わる各国別主要実績と国別分科会の結果報告、6）廃棄物と真水の関係、7）アジア太平洋地域における3R白書、などに関する議論を行った。次回会合は、オーストラリアで開催される予定。