滋賀県、「しがエネルギービジョン」を策定
発表日:2016.03.30
滋賀県は、「しがエネルギービジョン」を策定したと発表した。同ビジョンは、エネルギーを巡る新たな状況変化に的確に対応しながら、「原発に依存しない新しいエネルギー社会」の構築に向けた長期的、総合的かつ計画的なエネルギー政策を推進するための指針となるもの。計画期間は、平成28年度から平成32年度までの5年間。基本目標(2030年)を「電力消費量10%削減、再生可能エネルギー154万kW、天然ガスコジェネ・燃料電池40万kW」と設定し、以下の重点プロジェクトに取り組む。1)省エネルギー・節電推進、2)再生可能エネルギー総合推進、3)小水力利用促進、4)バイオマス利用促進、5)エネルギー自治推進、6)エネルギー高度利用推進、7)スマートコミュニティ推進、8)産業振興・技術開発促進。このビジョンに基づき、『滋賀県基本構想』の基本理念に掲げる「夢や希望に満ちた豊かさ実感・滋賀」をエネルギーの分野から実現していくという。