環境省、環境測定分析統一精度管理調査に関する平成27年度調査結果を公表
発表日:2016.05.31
環境省は、環境測定分析統一精度管理調査に関する平成27年度調査結果を公表した。同調査は、環境測定分析の信頼性の確保及び精度の向上を図る観点から、分析機関の測定分析能力の資質向上を目指して、昭和50年度から毎年度実施しているもの。今回、1)基本精度管理調査:模擬大気試料1(PM2.5抽出液試料)におけるイオン成分、2)高等精度管理調査:模擬大気試料2(捕集管吸着物試料)がアルデヒド類、底質試料がフタル酸エステル類、を調査項目として実施。その結果、地方公共団体86機関、民間271機関から回答があり、全体的に良好もしくは相応な精度が多いという結果となった。1)は良好な結果であった。2)大気試料は良好な結果で、底質試料は項目により精度は異なるものの、全体的には相応な(もしくは良好な)精度であった。なお、今回の調査結果の説明会が平成28年7月~8月に開催予定で、参加希望者を募集している(募集期間:平成28年5月31日~6月28日必着)。
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