NEDO、水素専焼タービンの先導的研究開発等に着手
発表日:2016.07.05
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、水素専焼タービン燃焼器の先導的な研究開発等に着手すると発表した。NEDOでは、2030年以降の長期的視点をにらみ、将来の水素エネルギー利活用の本格化を見据え、再生可能エネルギーを利用した水素製造およびエネルギーキャリアを用いた水素の貯蔵・輸送における要素技術の研究開発を実施している。今回、発電効率を下げずに低NOxを達成するドライ型水素専焼ガスタービン燃焼器の要素技術開発を2テーマ追加した。また、水素社会実現までのシナリオ調査研究を1テーマ採択し、研究体制を刷新し、水素エネルギーに関する技術進展の将来予測について分析・評価等を行い、NEDOの技術開発シナリオへの反映、精緻化を図るという。