愛知県など5県で飼育下の鳥類等から高病原性鳥インフルエンザウイルス検出
発表日:2016.12.12
環境省は、愛知県名古屋市の動物園で回収された死亡個体等から高病原性鳥インフルエンザウイルス検出されたと発表した。今回報告されたのは、1)愛知県名古屋市の動物園における飼育下のコクチョウ3羽(平成28年11月29日、12月4日・6日)、2)秋田県秋田市の動物園における飼育下のシロフクロウ1羽(11月23日)、3)鹿児島県出水市で回収されたナベヅルの死亡個体2羽(12月3日・6日)、4)新潟県阿賀野市で回収されたコハクチョウの死亡個体1羽(同月2日)、5)茨城県水戸市で回収されたユリカモメの死亡個体1羽(同月6日)について、確定検査により、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出されたもの。引き続き、野鳥監視重点区域(回収等地点の周辺10km圏内)での監視を行うという。この他、新たに簡易・遺伝子検査で陽性となった野鳥(茨城県水戸市、岩手県滝沢市、青森県三沢市、栃木県真岡市、北海道河東郡上士幌町)について、確定検査機関で検査中であることが公表された。
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