秋田県・鳥取県で高病原性鳥インフルエンザウイルス検出
発表日:2016.11.21
環境省は、秋田県で回収された死亡個体、及び鳥取県で採取された水鳥の糞便から高病原性鳥インフルエンザウイルス検出されたと発表した。今回報告されたのは、秋田県秋田市の動物園において死亡した飼育下のコクチョウ2羽(平成28年11月15日・17日)、鳥取県鳥取市における大学の独自調査で採取したコガモ糞便(鳥取大学・同月15日)・オナガガモ糞便(京都産業大学・同月6日)について、確定検査により、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出されたもの。鹿児島県、秋田県および鳥取県での高病原性鳥インフルエンザウイルスの確定を受け、野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルを、「対応レベル2」から、国内複数箇所発生時の「対応レベル3」に引き上げ、さらに監視を強化するという。なお、北海道標津郡中標津町で回収されたオオハクチョウ死亡個体1羽については高病原性では無かった。
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