兵庫県で水鳥糞便から高病原性鳥インフルエンザウイルス検出
発表日:2016.12.01
環境省は、兵庫県で回収されたカモ類糞便から高病原性鳥インフルエンザウイルス検出されたと発表した。今回報告されたのは、平成28年度厚生労働省新型インフルエンザウイルス系統調査・保存事業により兵庫県小野市において平成28年11月14日に採取したカモ類糞便30検体について、京都産業大学にて実施された確定検査で、1検体から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出されたもの。このため、12月1日より周辺10km圏内を野鳥監視重点区域に指定し、野鳥の監視を強化するとともに、野鳥緊急調査チームの派遣準備を開始したという。この他、新たに遺伝子検査で陽性となった新潟県阿賀野市で回収されたコハクチョウについて、確定検査機関で検査中であることが公表された。なお、野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルについては、国内複数箇所発生時の「対応レベル3」にすでに引き上げられている。
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