北海道など4道県で野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルス検出
発表日:2016.12.13
環境省は、北海道で回収された死亡個体等から高病原性鳥インフルエンザウイルス検出されたと発表した。今回報告されたのは、1)北海道北見市で回収されたオオハクチョウ1羽の死亡個体(平成28年12月8日)、2)愛知県名古屋市の動物園における飼育下のシジュウカラガン1羽・マガモ2羽・ヒドリガモ1羽(同月10・13日)、3)茨城県水戸市で保護されたコブハクチョウ1羽(同月8日)、4)新潟県阿賀野市で回収されたコハクチョウ2羽・オオハクチョウ1羽の死亡個体(同月5・6日)について、確定検査により、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出されたもの。引き続き、野鳥監視重点区域での監視を行うという。この他、5)新たに簡易・遺伝子検査で陽性となった野鳥(名古屋市東山動植物園、茨城県水戸市、福島県西白河郡矢吹町)について、確定検査機関で検査中であること、6)確定検査においてA型鳥インフルエンザウイルスは検出されなかったこと等から、青森県青森市および宮城県多賀城市に設定されていた野鳥監視重点区域を解除したことが報告された。
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