環境省、低温域の未利用熱源によるバイナリー発電システム確立事業の委託先募集を開始
発表日:2017.01.16
環境省は、低温域の未利用熱源の有効利用を図るために、コスト効率的なバイナリー発電システムの開発と実証を行う事業の委託先募集を開始した(募集期間:平成29年1月16日~2月9日17時)。同省は、平成26年度から潮流発電技術実用化事業(経済産業省連携事業)に着手している。今回の事業は、もう一つの大規模潜在エネルギー源と見られている未利用熱(自然環境中、工場等で放置・廃棄)に着目したもの。平成29年度から3年、単年度事業費3億円以下を上限として、1)国内で、2)事業実施場所が決定しており、3)摂氏80度以下の低温域で活用できる最適な作動流体を選定し、4)商用を想定した出力を要する設備の設置・実証を通じて、5)コスト効率的かつ広く波及するシステムを開発すること、が募集の要件となっている。
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