環境省、「平成29年度アジア水環境改善モデル事業(現地実証試験・フォローアップ)」対象事業の選定結果を公表
発表日:2017.04.25
環境省は、「平成29年度アジア水環境改善モデル事業(現地実証試験・フォローアップ)」対象事業の選定結果を公表した。同モデル事業は、政府の成長戦略の一環として、日本の企業が有する技術を活かしてアジア域内の水ビジネス市場への進出を支援するもので、事業の実施を通じ、水質汚濁が深刻化しているアジア・太平洋諸国への日本企業の進出を促進し、水環境の改善を目指す。今回、平成28年度に実施した同モデル事業の実施可能性調査(FS調査)3件及び現地実証試験2件を審査した結果、平成29年度の現地実証試験対象事業として、「ベトナム国におけるハイブリッド伏流式人工湿地ろ過システム普及事業」、「インドネシア国におけるエアレーターを活用した産業排水の集合処理事業」の2件、及び現地実証試験フォローアップ対象事として、「ベトナム国における排水処理の高度化・省コスト対応制御システムの普及事業」、「ミャンマー国の染色工場からの排水による水質汚濁の改善事業」の2件を選定した。
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