環境省、愛知県内のヒアリ確認情報(2件目)を公表
発表日:2017.07.10
環境省は、愛知県内では2件目となるヒアリ(Solenopsis invicta)確認情報を公表した。前回と同じ地域(中国・南沙)で荷詰めされ、香港の国際港を経由して名古屋港(飛島ふ頭)に陸揚げされた貨物コンテナの移送先(愛知県春日井市)で特定外来生物のヒアリが確認された。まず、平成29年7月6日に荷物に付着していたアリ(1頭)が捕獲され、同日、飛鳥ふ頭に戻されたコンテナの内部で8頭のアリが確認された。さらに、コンテナを留置していた倉庫内では死亡個体5頭、7日にもコンテナ内でも3頭のアリが回収された。同月10日、最初に回収されたアリ(1頭)がヒアリであることが同定され、確認地点では、目視調査が進められ、捕獲トラップとベイト剤を設置した。同省は、荷主や港湾管理者に調査協力等を依頼しつつ、周辺住民に対する注意喚起を行っている。なお、春日井市で荷出しされた荷物は、荷主により燻蒸後に全て廃棄処分されるという。
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