環境省など、大阪市内でアカカミアリの個体を確認
発表日:2017.06.30
環境省、大阪府および大阪市は、大阪市住之江区内の倉庫に搬入されたコンテナの外側の側面から、特定外来生物であるアカカミアリ(Solenopsis geminata)が確認されたことを発表した。アカカミアリは、神戸港等で確認されたヒアリに比べて毒性は低いものの、刺されると、アルカロイド系の毒によって非常に激しい痛みを覚え、アナフィラキシーショックを引き起こした例が知られている。同種のアリが発見されたコンテナは、香港を出港し大阪市の南港に陸揚げされたもので、確認された個体及び確認地点はすでに防除を実施している。引き続き、大阪府や大阪市等関係者と連携協力して、コンテナの留置地周辺の調査を実施するとともに、確認されたアカカミアリについては防除を速やかに実施するという。