環境省、山口県防府市におけるアカカミアリの確認情報を公表
発表日:2017.08.14
環境省は、山口県防府市において、特定外来生物のアカカミアリ(Solenopsis geminata)が確認されたと発表した。ベトナムのハイフォン港を出港し、台湾の高雄港で別の船に積み替えられ、三田尻中関港(山口県防府市)で陸揚げされたコンテナが、同市内の事業所に搬送された際にアリ約100頭が発見された(平成29年8月10日)。これを受けて、同月11日に山口県が、三田尻中関港内の当該コンテナが置かれていた場所付近を調査したところ、コンテナヤードのアスファルトの割れ目にアカカミアリと推定される集団(約100頭)を発見した。その後12日に、10日発見分がアカカミアリであることが確認された。発見場所であるコンテナ内、事業者倉庫内及び三田尻中関港で発見された個体は、殺虫剤等により全て駆除等を実施しており、その後、新たに疑わしいアリは確認されていないという。
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