環境省、平成29年度環境技術実証事業ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)における実証対象技術を選定
発表日:2017.08.07
環境省は、平成29年度環境技術実証事業 ヒートアイランド対策技術分野(地中熱・下水等を利用したヒートポンプ空調システム)における実証機関である「特定非営利活動法人地中熱利用促進協会」が、実証対象技術4件を選定したと発表した。環境技術実証事業は、既に適用可能な段階にある先進的環境技術について、その環境保全効果等を第三者が客観的に実証することにより、技術の普及を目指すもの。今回、実証対象技術として、実証単位の(A)システム全体で、(株)角籐の「スパイラル型熱交換器を使用した地中熱空調システム」と(株)ダイワテックの「ヒートポンプエアコンと床暖房を使用した地中熱空調システム」の2件、(B)地中熱・下水等専用ヒートポンプで、日本ピーマック(株)の「水熱源ヒートポンプユニット」2件、の合計4件が選定された。今後、実証試験計画に沿って、実証試験を今年度末までに順次実施し、実証試験結果報告書を公表する予定という。