山形県は、地球温暖化対策推進事業所登録制度を創設し、平成29年9月1日から募集を開始したと発表した。同制度は、「山形県地球温暖化対策実行計画（平成29年3月中間見直し）」に掲げる温室効果ガス削減目標の達成に向け、事業所部門における地球温暖化対策の取組を推進するため、省エネルギー行動に取り組む県内事業所（者）を「山形県地球温暖化対策推進事業所」として登録するもの。対象となるのは、1）山形県内に事業所を有し、事業活動を行っている者、2）従業員に省エネルギーの意義と方法を周知する者、3）PDCAサイクルにより省エネルギー行動に取り組む者で、10項目の省エネルギー行動の中から、必須項目を含む1項目以上を選択のうえ取組計画を作成することとなる。同県では、取組報告に基づき取組状況が優良な事業所（者）を選定し、年1回表彰するという。なお、これまで実施していた「エコスタイルチャレンジ」の取組は、同制度の創設に伴い、終了となった。