日本学術会議、「報告 再生可能エネルギー利用の長期展望」を公表
発表日:2017.09.26
日本学術会議は、「報告 再生可能エネルギー利用の長期展望」を公表した。同報告は、日本学術会議の東日本大震災復興支援委員会に設置されたエネルギー供給問題検討分科会における審議結果をとりまとめたもの。6つのエネルギー種(太陽光、風力、バイオマス、地熱、中小水力、海洋エネルギー)が抱える諸課題とともに、今後の在り方を検討し、中期(2030年頃)、長期(2030~2050年頃まで)、超長期(2050年以降)に整理している。超長期に向けた国の再生可能エネルギー政策の在り方については、制度面や電力系統整備などにおける検討や、原子力依存度の低減やCCS(CO2回収・貯留)の立ち遅れが予測されることなどを踏まえて、ゼロエミッション電源としての再生可能エネルギーへの期待を盛り込んだ報告となっている。
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