日産自動車(株)、電気自動車を追浜工場で生産
発表日:2009.05.12
日産自動車(株)は、2009年5月12日、電気自動車(EV)を2010年秋より同社の追浜工場(神奈川県横須賀市)で生産すると発表した。同工場は同社のモノづくりの中核を担う重要な拠点であり、EV生産の主力工場のひとつと位置付けられる。同工場でのEVの生産は2010年秋に年間5万台の規模で立ち上げ、2012年の量販に向けて生産台数を拡大していく。EVの主要な構成コンポーネントであるモーターは横浜工場(横浜市神奈川区)で、インバーターは当初座間事業所(神奈川県座間市)でそれぞれ生産する。また、ラミネート構造を採用したコンパクトリチウムイオン電池は、座間事業所内にある関係会社のオートモーティブエナジーサプライ(株)で生産するという。なお、同社は今後も、ゼロ・エミッション車でグローバルリーダーとなることを目指し、車両及び各コンポーネントの海外での生産・調達を、継続して検討していくという。
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