環境省、京都府におけるヒアリの確認情報を公表(22例目)
発表日:2017.10.14
環境省は、京都府向日市において、特定外来生物のヒアリ(Solenopsis invicta)が確認されたと発表した。これは、中国・海口港から積み出され、中国・香港港を経た後、平成29年10月3日に大阪港で陸揚げされ、陸路にて京都府向日市の事業者敷地に運ばれたコンテナ(1個)内部より、同月12日に発見されたもの。発見された個体(女王アリ2個体、卵・さなぎを含む約2000個体)は、すでに全て殺虫処分しており、確認地点周辺にはベイト剤(殺虫餌)及びトラップが設置されている。また、現時点では陸揚げした大阪港、当該コンテナの運搬車両等から新たなアリの発見情報はなく、ヒアリが大阪港及び京都府向日市のヒアリ発見地点周辺に定着・繁殖している可能性は低いと考えられるという。なお、6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は10月14日現在で12都府県・22事例となった。
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