政府、気候変動の観測・予測・影響評価に関する統合レポート2018を公表
発表日:2018.02.16
環境省、文部科学省、農林水産省、国土交通省、気象庁は、日本を対象とした温暖化の観測・予測・影響評価に関する知見を取りまとめた統合レポート「気候変動の観測・予測・影響評価に関する統合レポート2018~日本の気候変動とその影響~」を公表した。同レポートは、さまざまな自然システムが気候変動による影響を受けつつある中で、国や地方の行政機関、国民が気候変動への対策を考える際に役立つ最新の科学的知見を提供することを目的としたもの。今回は、観測結果に基づく気候変動の現状と将来の予測結果について、前回の統合レポート(平成25年3月)公表後に得られた最新の知見を盛り込むとともに、気候変動により現在生じている影響及び将来予測される影響についての記述を大幅に拡充し、特に気候変動への適応策を考える際に役立つ資料とした。また、気候変動に関してよく抱かれる疑問について、コラムを活用してわかりやすく解説したほか、レポートの概要をまとめたパンフレットもあわせて公表している。
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