島根三洋電機(株)、HIT太陽電池セルの生産ラインを増設
発表日:2009.06.23
島根三洋電機(株)は、グリーンニューディールなど今後の世界的な太陽光発電システムの旺盛な需要に対応するため、HIT(Heterojunction with Intrinsic Thin layer)太陽電池セルの生産ラインを増設すると発表した。同社は、三洋電機(株)のHIT太陽電池セルの生産の国内拠点のひとつで、成長戦略における主要事業のひとつ。世界的に需要の増大が見込まれている太陽電池セルの生産を拡大することで、地域経済へも貢献できるとしている。同社では、2001年にHIT太陽電池セルの生産を開始し、現在、第2工場、第3工場を合わせて130MWの生産能力を有しており、今回の90MWの能力増強によって、生産能力は220MWとなる。なお、新設備は、2008年11月に1階で生産を開始した新工場(第3工場)の2階に導入し、2010年4月の稼動を目指すという。
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