環境省、大阪港におけるヒアリ確認状況を公表
発表日:2018.08.29
環境省は、大阪港において特定外来生物ヒアリ(Solenopsis invicta)の確認状況を発表した。中国の蛇口港で積み込まれ、平成30年8月27日に大阪港で陸揚げされたコンテナの外部上面にヒアリと疑わしいアリが発見されたため、発見者(事業者)による当該コンテナの隔離および殺虫処分が行われた。事業者から通報を受けた近畿地方環境事務所は、翌日28日に当該アリをヒアリの働きアリ(約20個体)と同定し、コンテナ周辺に殺虫餌(ベイト剤)と粘着トラップを設置するとともに、ヒアリ確認情報の周知、他のコンテナにおける混入の確認、同じルートで製品輸入する際の再発防止対策、今後の調査・防除実施への協力を大阪市等の関係機関に依頼している。
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