外務省は、第17回「日EU環境高級事務レベル会合」の結果概要を公表した。同会合は、1991年7月の「日本・EC共同宣言（ハーグ宣言）」に基づいて発足し、環境分野における双方の関心事項について意見交換を行うもの。今次会合は、平成30年10月24日に東京都下で開催された。日本側から外務省および環境省の審議官ほか政府関係者が、EU側から欧州委員会環境総局長ほか関係者が出席し、循環経済、化学品、シップ・リサイクル、海洋プラスチックごみ、生物多様性などについて、日EUそれぞれの政策に関する説明や意見交換などを行い、2019年に長野県軽井沢町で開催されるG20関係閣僚会合をはじめとする、さまざまな機会をとらえ、協力を深めていくという認識で一致したという。