環境省、ASEAN+3首脳会議「環境」の成果(詳細)を発表
発表日:2018.11.15
環境省は、ASEAN+3(日中韓)首脳会議における環境分野に係る成果を発表した。2018年11月15日にシンガポールでASEAN+3首脳会議が開催され、議長国シンガポール、中国、韓国に続き、総理が環境、防災およびアクティブ・エイジングなどについて発言した。「環境」については、海洋プラスチックごみ削減に向けたASEAN諸国の取組を支援するための「ASEAN+3海洋プラスチックごみ協力アクション・イニシアティブ」を提唱し、1)適切な廃棄物管理と3R(リデュース、リユース、リサイクル)によるプラスチックごみ管理の改善、2)海洋プラスチックごみに対する意識の高揚、研究・教育の促進、3)地域・ASEAN各国の協力強化を盛り込んだ内容について各国から賛同が得られたことを歓迎した。一方、併催された関連首脳会議において、4)「日ASEAN気候変動アクション・アジェンダ」に基づく透明性・適応・緩和における協力強化の継続が確認され、5)東アジアにおける海洋プラスチックごみ対策に関する声明が採択されたという。
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